お客さんとの関係を血の通った仲間に発展させるテクニック


今回は、お客さんとの関係を発展させるためのテクニックを紹介します。

このテクニックを使えば、あなたはお客さんとの関係を売り手と買い手というドライな関係から、血の通った仲間という関係に発展させていくことができます。

仲間になってくれれば、あなたのビジネスを応援してくれるパートナーとなってくれますし、困ったときには手を差し伸べてピンチから救ってくれることもあります。

共通の敵の設定

それでは、一体どんなテクニックかというと、あなたとお客さんとの間に、『共通の敵』を設定するといった方法です。

敵の敵は味方”という言葉がありますが、人は、共通の敵を見出すことによって、そこに仲間意識が芽生え、一体感が生まれてきます。

例えば、会社の上司に理不尽に、

  • 「バカヤロー!」

と怒鳴れたあと、上司がいなくなったスキに同僚同士でグチや文句を言いあったりしているものですが、このとき、同僚たちの間では”打倒クソ上司”という仲間意識が生まれています。

また、サッカーや野球などでは、選手やサポーターが一団となって相手チームに勝利することに燃えているわけですが、これも、相手チームという共通の敵がいるからこそ、そこに一体感が生まれ、熱気を持ったうねりへと変わっていきます。

共通の敵を設定するときの注意点

共通の敵を設定することによって、お客さんとの関係性を強化することができますが、絶対にやってはいけない、注意しなければならないことがあります。

それは、個人や団体、企業など、特定できてしまうものを名指しで敵に設定し、攻撃してはいけないということです。

理由はいうまでもありませんが、トラブルに発展するリスクがあるからです。

名指しで敵を設定するまでなら、人や対象によってはまだ許されるかもしれませんが、それを攻撃してしまうと完全にNGです。

名指し攻撃はプロレスラーのマイクパフォーマンスのように、強烈なインパクトはありますが、自分も攻撃を受けたり、炎上して潰されるリスクがあります。

誰を共通の敵にするのか?

それでは、一体誰を共通の敵にしたらいいのかという話ですが、これは、お客さんが不満に思っていることに注目して、それを敵に設定します。

これは政治家がよく使っている方法ですが、たとえば、昨今でいえば、消費税増税の問題など。

消費税増税に関しては、国民の大半の人が不満に思っていることだと思います。

そして、政治家は選挙のさいに、消費税増税に対して声を大にして反対を唱えることにより、それに賛同してくれる人の票を集めています。

投票する立場の私たちからしても、

  • 「私に清き一票を!」

と叫ばれるよりは、

  • 「消費税増税反対!私に清き一票を!」

と言ってくれた方がわかりやすいですし、チャンレンジするその姿勢をなんだか応援したくなってくるというものです。

これはマーケティングでも王道のテクニックとされていますので、上手く使えないか共通の敵をいろいろと模索してみてください。