AIDAの法則とは?コピーライターとナンパ師の共通点


今回は『AIDA(アイーダ)の法則』という、セールスコピーの型について紹介していきます。

セールスコピーの中には、いくつか文章の型というものがありますが、AIDAの法則はその中でも全ての原型といえる、基本原則をおさえた型になっています。

そのため、最低限この型さえ覚えておけば、セールスコピーを書く際に大きく外すことはなくなりますし、他の型を使う時でも応用が効くので、コピーの基礎力をあげることができます。

AIDAの法則とは?

それでは、AIDAの法則についてですが、AIDAの法則とは、

  1. Attention(注意を引く)
  2. Intrest(興味を引く)
  3. Desire(欲求を駆り立てる)
  4. Action(行動させる)

これら4つの単語の頭文字をとってAIDAの法則と呼ばれています。

この法則は、1920年代に応用心理学の分野の中から提唱されたものなのですが、セールスにおける顧客の心理プロセスを4つの段階に分解し、各ステップでどのようなアプローチをしていけばいいのかを明確化した法則になっています。

どんな流れでアプローチをしていけばいいのかというと、まず最初に相手の注意を引き、こちらに注目させます。

次に興味を引いて話に惹き込み、話の中で欲求を駆り立てて、最後にはオファーを提案して実際に行動してもらう。

こういった一連の流れがAIDAの法則になります。

ナンパ師が使っているテクニックから学ぶAIDAの法則

それでは、AIDAを使った具体例を紹介しようと思います。

今回紹介する例は、ナンパです。

なんでナンパなのかというと、昔、友だちにナンパが好きなやつがいて、そいつが語っていた手口がまさにAIDAの法則と重なっていたからです。

一見、セールスとナンパはかけ離れたものかのように思えますが、相手を口説き落とすという点では同じですので、類似点に注目しつつ聞いていただければと思います。

1.Attention

まず、ナンパでは、自分の存在を相手に気づいてもらうために、女性に声を掛けるところからスタートします。

このとき、相手の背後から声をかけるような形になったら、相手に気づいてもらうために、背後から声をかけつつ相手の前にスッと出るようにして自分の存在をアピールするそうです。

2.Interest

ただ、このときに気をつけなければならいのが、ただ単純に声をかけただけでは軽くいなされて終わってしまうので、ここで相手が思わず

「え?」

と振り返ってしまうようなユニークな声掛けをして興味を引きつけます。

たとえば、

「これ落としたよ」

といいつう、カップラーメンを手渡す、みたいな感じらしいです。

どの世界のプロにも言えることですが、プロというは仕事のための事前準備には余念がないということですね。

3.Desire

こうして、ちょっとでも会話をスタートさせることができたら、次は相手に

「ちょっとくらいならまぁいっか」

と思ってもらうためにあの手この手を使います。

その中でも、とくに徹底してやるべきことは、相手が断る理由を1つずつ潰していくことです。

基本的に相手は、常にどうやって断ろうかと考えているので、それにいかに上手く対応していくかということです。

4.Action

そんなこんなでいい頃合いになったら、最後はタイミングを見計らって

「どこか行きませんか?」

というオファーをかける。

こんな感じでナンパを成功させるのだそうです。

セールスコピーでのAIDAの法則

ちなみに、セールスコピーではどんな風にやるかというと、まずはインパクトのあるキャッチコピー

そして、今度は内容に興味を持ってもらうためにユニークなオープニング

そこから話を展開していく中で、今度はベネフィットだったり信用できる証拠だったりを出して、商品に対する欲求を駆り立てていきます。

そうこうして、十分に欲求が駆り立てることができたら、そのタイミングでオファーをかける。

セールスコピーでAIDAの法則を当てはめてみると、こんな感じになります。

AIDAの法則のポイント

AIDAの法則を使うときにとくに重要なのが、一番最初のAttentionの部分です。

これができなければその後に続くInterestもDesireも出番がこないので、まずは相手の注意を引くためにはどうすればいいのかをあの手この手で考えます。

注意を引くためのバリエーションを簡単に増やす方法

ちなみに、この注意を引く方法ですが、実は、ある程度決まったパターンがあります。

ですので、ある程度決まったパターンを把握しておき、あとはそれを自分のレパートリーとしてストックしておくことにより、アイデアの源泉とすることができます。

レパートリーを増やすためには、普段から注意を引くために存在するものを観察するようにすることです。

たとえば、お店の看板であったり、メルマガの件名であったり、こうした日常的に見かけるものの中から、自分が思わず目を止めてしまったものをチェックして、ストックしておきます。

こうすることにより、注意を引くためのバリエーションを簡単に増やしていくことができます。

注意を引くための引き出しが増えると、それだけで日常会話の中でも無視されるといったことがなくなりますし、とにかくいろんな場面で応用が効きますので、日頃からアンテナをはるようにしてみると、1ヶ月後には大きな差が出てきます。