3つのONEとは?愛の告白との共通点


今回は、メッセージ力を抜群に跳ね上げる『3つのONE』について紹介します。

コピーライティングの最終的な目的は、読者に行動を起こしてもらうことですが、コピーライティングについて学び始めたばかりの頃に、99%の人が陥るといってもいいある”落とし穴”が待っています。

どんな落とし穴かといいますと、伝えることが楽しくてしかたないばかりに、1つのレターにあれもこれもといろんなメッセージをてんこもりに詰め込んでしまうことです。

その結果どうなるかというと、結局、何も伝わらないし、誰も動いてくれない産廃コピーが出来上がります

ですが、安心してください。

今回の記事を読むだけでこの落とし穴にはまらなくなりますし、読者の心にスコンと刺さるコピーが書けるようになります。

そのためにも、3つのONEという概念を知っておいてもらいたいと思います。

3つのONEとは

それでは、3つのONEとは何かということですが、

  • One Market(ワンマーケット)
  • One Message(ワンメッセージ)
  • One Outcome(ワンアウトカム)

のことを言います。

One Market(ワンマーケット)

ワンマーケットとは、”誰に言うのか”を決めることです。

たとえば、このコピーは英語の勉強をしたい人に向けて書くのか、それともダイエットをしたい人に向けて書くのか。

さらに、英語の勉強という市場の中でも、ビジネスパーソン向けの英語学習なのか、それとも受験生向けの英語学習なのか。

こんな感じで、ターゲットとなる市場を1つに絞ります。

このとき、市場は絞れば絞るほどリーチできるパイが減るというデメリットはありますが、その分、メッセージの威力が増します。

体力がある企業であれば広告費をかけて大きな市場を取りにいくこともできますが、体力が少ない個人や小さな会社でそれをやろうとすると、竹ヤリで戦車につっこんでいくような形になります。

そうなるとどうしても勝ち目が薄いため、小さな規模の内は小さな市場を狙って行った方が結果が出やすいと言われています。

One Message(ワンメッセージ)

続いてワンメッセージでは、”何を言うのか”を決めます。

いろいろ伝えたいことはたくさんあるかと思いますが、伝えるメッセージは極力1つに絞ります。

なんでかといえば、基本的にお客さんというのは、商品の販売者であるあなたよりも、商品知識や問題解決の知識が少ないことが多いからです。

例えるなら、学校の先生と生徒みたいなもんですが、1回の授業であれもこれもと教えられても、頭が混乱するだけで授業についていけません。

そうなると、拒否反応を示して脱落する人が出てくるものです。

一度こうなってしまうと、これ以降、そのお客さんがあなたの話を聞いてくれる可能性は非常に低くなってしまいます。

One Outcome(ワンアウトカム)

最初に説明したワンマーケットとワンメッセージまでで、”誰に何を言うのか”が固まりました。

最後は、ワンアウトカムについてです。

ワンアウトカムでは、”お客さんにとって欲しい行動を1つだけお願い“します。

たとえば、それはメルマガ登録なのか、商品を買ってもらいたいのか、他のページに飛んでもらいたいのか、など。

出口が複数あるとお客さんがどこから出ていいのか迷ってしまうので、出口を1つに絞ってスムーズに出口まで誘導してあげます。

ちなみに、縦長ページのいわゆるランディングページ型のセールスレターでは、リンクは商品購入リンク1つだけに絞った方が成約率が上がるということがテスト結果でわかっています。

ですので、法律で義務付けられたリンク以外は全て排除すべきだと言われています。

実はあなたもマスターしていた3つのONE

ここまで、3つのONEについて説明してきましたが、実はこれ、なにも難しいことではありません。

無意識だったと思いますが、おそらくあなたも過去にこの3つのONEを使ったことがあるからです。

一体それはどんな時だったかというと・・・

好きな人に告白したときです。

好きな人に告白するときは、シンプルに

「あなたが好きです。付き合ってください。」

と、言っていたと思います。

「あなたも好きですし、あの子も好きです。だから付き合ってください。」

なんて言うわけがありませんし、

「あなたが好きです。付き合ってください、デートしてください、明日ご飯行きましょう。」

なんて、1回の告白でいろんなお願いをするなんてこともしないはずです。

セールスレターはラブレター

コピーライティングの世界では、”セールスレターはラブレター”だなんて言われることがありますが、まさに、こういった所がそっくりなわけです。

ラブレターで告白するつもりで書けば、3つのONEを外すことはまずありえません。

「相手はどんな風に言われたら嬉しいだろうか?」

こういったことを意識しながら、気持ちをこめてセールスレターを書くことが最大のコツだったりします。