フロントエンド・バックエンドとは?DMMの商品戦略事例


今回は『フロントエンドバックエンド』の2つの概念を紹介します。

この概念は2つでワンセットの概念であり、DRMを支える基礎的な概念になっています。

具体的には商品戦略にあたる考え方なのですが、この概念を知らないと、せっかくいい商品を作ったのに1つも売れないなんてことが起こりえます。

ですが、あなたのビジネスにフロントエンドとバックエンドの商品戦略を取り入れることによって、効率的に集客ができる上にリピーターも獲得でき目に見えて利益が上がるようになっていきます。

フロントエンド・バックエンドとは?

それでは、フロントエンドとバックエンドについてですが、一言で説明すれば、

  • 集客商品
  • 収益商品

のことです。

厳密に言えば、バックエンドはフロントエンドの後に控えている商品ということですが、概念的には、集客商品と収益商品という意味合いが強いので、集客担当がフロントエンド利益担当がバックエンドだと思ってもらって差し支えありません。

フロントエンド・バックエンドの事例

世の中のビジネス構造を見てみると、儲かる仕組みというのは、必ずといっていいほど、この集客の仕組みと儲かる仕組みが分けられています。

DMMの商品戦略

たとえば、デジタルコンテンツ事業で有名なDMMを見てみても、集客の仕組みと収益の仕組みは分けて作られていることが分かります。

DMMはどこで大きく利益が上がるかというと、主にアダルトコンテンツです。

しかし、アダルトコンテンツというのは、規制もあって大々的に広告することはできません。

では、どうするかというと、別方向からお客さんを集めてくるわけです。

DMMには、『艦隊これくしょん』といった無料ゲームや、オンライン英会話などの商品が多数あります。

これらの商品であれば、大々的に広告をかけることもできるため、”DMM”というネームバリューを上げ、収益商品への橋渡しができるようになります。

集客商品と収益商品の循環

集客商品というのは、あくまで客寄せのための商品ですので、基本的には低価格であったり、無料であることが多いです。

実際、艦これは無料ゲームですし、オンライン英会話も業界の中ではトップ水準の安さでサービスが提供されています。

そしてひと度、集客商品で人が集まり、収益商品で利益が出始めると、今度は好循環が起こり始めます

どんな循環かというと、収益商品で利益が出た分、その分を使って集客商品の値下げや、広告費に回すことができるようになります。

そうすると、さらにお客さんは増え、利益の拡大につながるので、そこで得た利益をまた集客商品につっこんんでシェアを広げていく、といったことができるようになります。

事業規模と商品規模

ちなみに今の例では、事業規模でみた集客商品と収益商品の違いを見ましたが、商品規模でも集客と収益の分担は可能です。

たとえば、艦これの場合は基本無料が入り口になっていますが、ゲーム内には課金要素もあるので、ここで収益を回収することができるようになっています。

ですので、艦これの場合は、事業規模では集客を担い、商品規模では集客と収益の両方を担っている二段構えの構造になっています。

フロントエンドとバックエンドのまとめ

以上が、フロントエンドとバックエンドについてでした。

くり返しにはなりますが、この概念で重要な点は、

  • 集客商品
  • 収益商品

この2つの概念です。

この商品戦略をあなたのビジネスに取り入れれば、効率よくお客さんを集め、リピーターを作って利益を上げ、ビジネスが好循環するようになります。