ダブルファネルとは?ソーシャル時代のマーケティングの流れ


今回は『ダブルファネル』について紹介していきます。

ダブルファネルは、マーケティングファネルの発展形の考え方になります。

ソーシャル時代の集客戦略に大きく関わってくる概念ですので、知識として持っておくと集客の幅を広げることができます。

ダブルファネルとSNS

ダブルファネルが生まれた背景には、SNSが深く関係しています。

SNSの発展に伴い、個人が簡単に情報発信できる時代となりました。

今までは商品を買って満足していた消費者も、商品を買ったあとにSNSで情報を共有し、第三者と分かち合うことで満足を得るように変化していきました。

これにより、以前よりも重要度が高くなってきたのが、口コミの存在です。

ネット上での口コミはリアルの口コミとは違い、不特定多数の目に触れやすいので拡散範囲が広いという特徴があります。

また、その口コミを目にした人が二次、三次と簡単に情報を拡散できるので、爆発的なスピードで情報が広がっていくようになりました。

そして、この部分に着目した考え方が、ダブルファネルとなります。

ダブルファネルとは

従来のマーケティングファネルは、出口に向かうに連れてファネルが狭くなるという考え方でしたが、ダブルファネルでは、そこから砂時計のようにもう1つファネルをくっつけ、狭くなった箇所から再度、ファネルが広がっていくという考え方になります。

そして、このダブルファネルでは砂時計の上半分の部分をパーチェスファネルといい、下半分をインフルエンスファネルと呼んで、この2つを切り分けて考えています。

パーチェスファネル

パーチェスファネルについてですが,この部分は従来通りのマーケティングファネルと一緒の考え方です。

入り口は広く、出口は狭まっていきます。

たとえば、商品を認知してもらうところから購買までの流れを4段階に当てはめてみますと、

  1. 気づいてもらう
  2. 興味を持ってもらう
  3. 欲しくなってもらう
  4. 購買してもらう

こんな感じで、購買行動までの流れを表したものがパーチェスファネルになります。

インフルエンスファネル

続いて、インフルエンスファネルについてです。

インフルエンスファネルでは、商品を買ってくれたお客さんがその後、どんな風に情報を広げていくかをファネル化したものになります。

商品購買後のお客さんの動きがどんなものか例えを出してみると、

  1. レビュー
  2. シェア
  3. 紹介
  4. 拡散

といった行動が期待できます。

これらの行動は、こちらから働きかけることによって積極的にレビューしてくれたり、SNSでシェアしてもらったり、人によってはブログやNaverまとめなどで紹介してくれたります。

ちなみに今出した例えは、後者になればなるほど拡散範囲が広くなっていきます。

そして、これらの行動を取ってもらうためにどんな風に働きかけるかというと、商品購入後にレビューをお願いし、レビューしてくれた人には商品保証期間の延長特典をつけるなど。

実際にこういったインセンティブを使ってレビューを取る方法はよく使われています。

ダブルファネルのまとめ

ダブルファネルの考え方は、従来のマーケティングファネルの考え方を踏まえつつ、ソーシャルメディアによる情報の拡散までもマーケティングの一環として捉えた考え方になります。

ソーシャルメディアによる個人単位での情報拡散の流れは今後も続いていくと思われますし、この流れに上手く乗り、お客さんがお客さんを連れて来るようなシステムを作ることができたら、ビジネスが一気にラクになるでしょう。

そうでなくても、最低限これからの時代は商品を売るところまででなく、売った後にそれをどう広げていくか。

今まで以上に個人の購買行動に密着したこの考え方は、今後、さらに重要な視点になっていくと思われます。