マーケットイン、プロダクトアウトとは?2つの商品作成アプローチ


今回は『安定してヒットを生み出す商品と爆発的ヒットを生み出す商品の作り方』を紹介していきます。

商品づくりはビジネスの中でも収益に関わるキモの部分になります。

ですが、心血注いで作り上げた商品が1個も売れなかった、なんて悲惨な思いは誰だってしたくないですよね。

そこで、今回はどんな風に商品を作ればいいのか、この方法を試せばヒット商品が作れるようになります。

2つのヒット商品の作り方

それでは、ヒット商品の作り方についてですが、商品づくりの方法は大きく分けると、

  • マーケットイン
  • プロダクトアウト

この2つの考え方があります。

マーケットイン・プロダクトアウトとは

マーケットインというのは、市場のニーズに寄せて商品を開発していく考え方です。

一方、プロダクトアウトは、開発サイドのコアとなる部分を活かして商品を開発していく考え方です。

イメージ的な話でいえば、マーケットインは安打製造機、プロダクトアウトはホームラン狙いのスラッガーのようなイメージです。

一体、どっちがいいのかということですが、それを知るためにもまずは、マーケットインとプロダクトアウトの歴史をひも解いていきましょう。

マーケットインとプロダクトアウトの歴史

まず、1970年代の大量生産時代まで遡ります。

この頃は作れば売れるという時代でしたので、わざわざ消費者のニーズに寄せなくても、メーカーがよかろうと思って開発したものがガンガン売れていきました。

この時代は、プロダクトアウトの時代です。

しかし、1980年代になると、モノが十分に行き渡り、作れば売れるという時代は終わりました。

そこで今度は、消費者が求めるモノを提供しようという考え方が広まり、マーケットインの考え方へと切り替わっていきました。

このまま2000年代前半まで、しばらくマーケットインがずっと続いていましたが、2000年代後半になると、スティーブ・ジョブズ率いるAppleのiPhoneが日本に上陸してきました。

当時、スマートフォンの需要というのもまだなく、iPhoneもジョブズのこだわりが強く反映されたプロダクトアウト型の商品でしたが、結果的には爆発的にヒットし、多くの人のライフスタイルに革新を起こすこととなりました。

それぞれのメリット・デメリット

マーケットインとプロダクトアウトにはこういった歴史があるのですが、この歴史からみてもわかるように、どちらの考え方が一方的に優れているということではなく、どちらもメリット・デメリットを持ち合わせています。

マーケットインのメリット・デメリット

マーケットインのメリットは、市場のニーズに寄せていくため、安定してヒットを狙いやすいという点です。

デメリットとしてはその分、打点が低く、同じくニーズを満たしてくれる競合商品と比較されやすいので、差別化を図る必要が出てきます。

プロダクトアウトのメリット・デメリット

一方、プロダクトアウトのメリットは、開発した商品が潜在的なニーズを捉えると、新たな市場を作り出すほどの爆発力を持っている点です。

そうなれば市場を牽引するリーダーになるので、一気にトップに躍り出ることができます。

一方、デメリットとしては、ニーズと合致しない製品が生まれる可能性もあるため、売れない商品を作ってしまうリスクがあるということです。

結局、どっちがいいの?

以上、マーケットインとプロダクトアウトのメリット・デメリットになります。

どっちが正解ということはないので、自分に合った方を選ぶといいと思います。

もしくは、この2つを融合させてみる、といった考え方もあります。

ただ、商品を作ったことがない初心者でしたら、最初はマーケットインに寄せて商品を作っていった方がベターです。

多少のヒットが打てれば資金回収もできるので、また次の商品が作れますが、空振りしてしまうと次の商品が作れなくなってしまうので、そういった意味で始めのうちはマーケットインがオススメです。