なぜ仕事を人一倍がんばっているのに報われない人がいるのか?


今回は、『なぜ仕事を人一倍がんばっているのに報われない人がいるのか?』というテーマで、その理由を紹介したいと思います。

これは、とくにあなたがビジネスを始め、それを継続して成り立たせようと思うのであれば、絶対に知っておいてもらいたい、という知識になります。

なぜかというと、ビジネスをするのであれば、

  • お金をもらってもいい相手
  • もらうべきではない相手

この2つを見極める必要があるからです。

なぜ、お金をもらうべきでない相手を見極める必要があるのか?

私たちは、価値を提供した分、その対価としてお金をもらってビジネスをしていくわけですが、もし、私たちが価値を提供していない相手からお金を受け取ってしまったら、今度はその分、私たちがその相手に何かお返しをしなきゃならないという”しがらみ”が生まれてしまいます。

この”しがらみ”は厄介なもので、あなたの足をひっぱり、あなたが勢いづこうとするのをせき止めてしまうものになります。

本来、価値提供した相手からお金をもらうだけであれば、あなたは自分の好きな仕事にフルパワーで打ち込むことができるのですが、何かお返しをしなきゃいけないという、そこに義務が生まれてしまうと、相手に合わせてお返しをする必要がでてきてしまいます。

そうなると本来、自分がやりたかったこととは全く関係ない仕事をしなければいけなくなることがありますし、こうなってしまうと余計な仕事が増え、エネルギーが奪われてしまいます。

ですので、本当に価値提供したかった相手にフルパワーで価値を提供することができなくなってしまいます。

フルパワーで価値を提供できないとどうなるか?

価値をフルパワーで提供できない、つまり、価値提供のクオリティがさがってしまえば、それは何を意味するのか?

そうなんです。

あとはもうあなたのご想像通り、価値提供のクオリティがさがってしまえば、結果的にはお客さんを失ってしまうということにつながっていきます。

これが、仕事は人一倍がんばっているのに、なぜか報われない人の特徴です。

他人に振り回されながら仕事をしても、それは自分が望んだ方向に進めていないわけですので、極力そうした事態は避けたいわけです。

そのためにもお金の流れを把握しておき、価値提供した相手からはお金を受け取っても、そうでない相手からは受け取らないようにするという技術を身につけておく必要があります。

4つのお金の流れ

お金の流れというのはビジネスの形態によって多少の違いはありますが、基本は4つしかありません。

この4つを把握しておけばあとは応用が効きますので、あなたがやっているビジネスだったり、あなたがこれからやろうと思っているビジネスに当てはめて考えてみてください。

1.消費者から直接お金をもらうパターン

これは、ユーザーから直接お金をもらうといった流れです。

”価値提供者”と”消費者”がダイレクトにつながります。

例えを出すとしたら、整体院にいってマッサージを受けたら、マッサージを受けた本人が直接お金を払うといったような具合です。

質のいいマッサージを受けたら、その人は「またここに来よう」とリピートしてくれるようになります。

2.消費者と購買者が別のパターン

1番目と少し似ているんですが、実は大きな違いがあります。

たとえば、携帯電話。

高校生が自分で携帯電話を契約しようとしても、未成年者の契約には親の承諾が必須になります。

なので、高校生が携帯を買いたいと申し出ても、最終的な購買者は親になります。

こんな感じで、実際に使う人と買う人が別のパターンであるときがあるのですが、ここでのポイントは、携帯電話を買ってもらった子供が大喜びしたとしても、親が「なんじゃこりゃ」と思ったら、それはもう2度と買われないということです。

別の例で考えてみましょう。

会社の社員研修で営業力を鍛えようと外部講師をよんでセミナーを開いたとします。

セミナーをした結果、受講生にはバカ受けで「ぜひ、また来てください!」と言われたとしても、実際にお金を払った社長が「何言っとんねんコイツ!」となったら、2度と呼ばれることはありません。

3.第三者からお金をもらうパターン

第三者というのは、わかりやすくいえば”スポンサー”のことです。

テレビ番組ではCMが入りますが、あれが1番わかりやすい例です。

スポンサーは番組制作費を出してくれる代わりに、番組の途中でCMを流し、自社の知名度を高めることができます。

この場合、スポンサーは効果がないと思ったらお金を払うのをやめますし、効果があると思ったらお金を払い続けてくれます。

4.購買者と第三者の両方からお金をもらうパターン

新聞や雑誌なんかがこの典型です。

新聞や雑誌はそれを読みたいと思った人がお金を払って購読しているわけですが、これとは別に、スポンサーからも広告費としてお金をもらったりしています。

たとえば、新聞の一面広告だったり、雑誌も同じように広告の枠というものがあります。

こうした具合に、購買者と第三者の合わせ技が4番目のパターンになります。

流れを把握することは行動する力につながる

以上が4つのお金の流れになっています。

この流れは、あなたがやっているビジネスの形態によって変わってきますし、取引相手によっても変化します。

しかし、基本はこの4つのパターンとなりますので、今のお金の流れがどうなっているのかを把握しておき、お金を受け取ってもいい相手なのかどうかを見極めるようにしてみると、ビジネスがグンッとラクになります。

自分がやりたくもないような変な方向へエネルギーを使ってしまうとすぐにバテてしまいますが、自分がやりたい、これは好きだと思う方向へ情熱を傾ければ、自然とモチベーションもあがってくるので、それだけで行動力に歴然とした差が生まれてきます。

そうなれば、もちろん成功するスピードも格段に違ってくるわけです。