ネガティブ思考は改善するな!


今回の話は、ネガティブ思考だからといって、無理にポジティブ思考にならなくてもいいですよ、という話をしていきます。

この話は、昔会った社長さんが教えてくれた話なのですが、非常にタメになったと思った話でしたので、今回、あなたにもシェアしたいと思いました。

ネガティブ思考と聞くと、あんまりいいイメージがないかと思いますが、実はそうではなかったのです。

私もこの話を聞くまではそうでしたが、ネガティブ思考を無理矢理克服しようとする必要は全くありません

というより、その社長さんに言わせれば、

「せっかくのネガティブ思考を無理矢理矯正しようとするなんて、そんなもったいないことをする必要はないんだよ」

とまで言っていました。

なぜかというと、これには”二面性”というものが関係してきます。

イヌに噛まれたエピソードから見る二面性

二面性というのは、コインに表と裏があるように、どんな物事にも必ず表と裏が存在するということです。

たとえば、私が小学生のころに、夏休みにおばあちゃんの家に遊びにいったときのことです。

おばあちゃんの家ではテツという名前の柴犬を飼っていたのですが、このテツは非常に気性が荒く、散歩中に他のイヌと遭遇すれば、とにかく吠えるわ、飛びかかろうとするわで、どうしようもないくらいの暴れん坊でした。

そんなある日、テツにエサを食べせてあげようと手を伸ばしたら、エサが取られると勘違いしたのか、手のひらをガブリッと思いっきり噛まれました。

イヌに噛まれたネガティブな面

血もドクドクと出ましたし、めちゃくちゃ痛かったのとびっくりしたのがあって大泣きした記憶があります。

ここで終わればただの嫌な思い出として終わりですが、物事には必ず二面性があります。

イヌに噛まれたポジティブな面

イヌに噛まれて大泣きする私をみて、両親やおばあちゃんは私のことを助けてくれましたし、気分を変えようとしてくれたのかおもちゃまで買ってくれました。

こんな感じで、どんな物事でも、視点を変えればそこには必ずポジティブな面とネガティブな面があります。

ポジティブとネガティブは表裏一体

ここが、今回一番重要なところなのですが、ネガティブ思考であっても問題ないという理由はここにあります。

ネガティブとポジティブは表裏一体の関係なので、ネガティブだと思った出来事の裏には、必ずポジティブな面が潜んでいます。

ですので、あとはそれを見つけられるのかどうかという問題だけです。

ところが、ネガティブ思考を改善しようとして、無理矢理にネガティブ思考の枠を外してしまうとその対極にあるポジティブな思考というのも見つけられなくなってしまいます。

大切なのは、ネガティブなことも受け入れてあげることです。

だからこそ、「ネガティブ思考は改善する必要ないよ」と、その社長さんは言っていたわけです。

二面性を鍛えるトレーニング

それでは、最後に、二面性を見る目を養うトレーニングを紹介して終わります。

トレーニングの方法は簡単です。

ある物事に対して、ポジティブな面とネガティブな面の両方の面を、思いつくだけ紙に書き出してみるといったトレーニングです。

たとえば、飛行機に乗るという出来事をみてみましょう。

飛行機は移動時間が早いので、すぐに目的地まで辿り着くことができます。

しかしその反面、旅の道中を楽しむといった機会を失います。

また、飛行機というは、万が一事故になってしまえば、死亡につながる大事故に発展します。

しかし、飛行機の事故というのは事故の発生率が非常に低く、毎日飛行機に乗ったとしても、事故に遭う確率は438年に1回の確率だそうです。

こんな感じで、1つの面を見たら、その反対の面を見てみてください。

最初は反対の面を思いつくまでに時間がかかるかもしれませんが、トレーニングを続けていくうちにパッと思いつくようになり、物事の二面性が瞬時に見えるようになります。