コミットメントと一貫性の法則を用いた捕虜をも洗脳するマインドコントロール術


今回は、『コミットメントと一貫性の法則』について紹介していきます。

この法則をマスターすれば、人を導いていけるリーダーになれます。

というか、はっきり言って、人の心をマインドコントロールできるようになります

ですので、悪用だけはしないように注意してください。

この方法は、かつて戦争で実際に捕虜を洗脳する方法として使われていたこともあり、宗教にのめり込ませる手口としても使われていたりします。

ですが、あなただけには悪用しないで欲しいんです。

ですので、

「悪用しないよう、私と約束していただけるでしょうか?」

この質問にYESでしたら、次へとお進みください。

コミットメントと一貫性とは

それでは、コミットメントと一貫性の法則について説明していきます。

コミットメントと一貫性というのは、人は自ら表明した意思に対して、それに矛盾する行動は取らないようになるといった心理のことです。

人の性質として、一貫性を保とうとする性質があります。

たとえば、学校で優等生の扱いを受けていたら、優等生でいるために優等生の振る舞いをします。

逆に、不良という扱いを受けていたら、不良でいるために不良の振る舞いをします。

何か特別なきっかけでもない限り、不良が1日で優等生に変わることはありませんし、その逆に、優等生が1日で不良に変わるといったこともありません。

予約キャンセルを減少させた事例

それでは、コミットメントと一貫性の法則の使い方についてですが、事例をみながら紹介したいと思います。

あるレストランで、予約客が連絡なしでキャンセルしてしまうという、無断キャンセルの問題で困っていました。

どうやったら解決できるかと考えたこところ、このレストランでは、コミットメントと一貫性の法則を取り入れてみることにしました。

予約応対の言葉をたった一言変えただけ

実際にどんな風に取り入れたのかというと、

予約の電話を受けたさいに、今までは、

「変更がありましたらご連絡ください」

と言っていたのを、

「変更がありましたらご連絡いただけますか?」

「はい」

と、相手に確認するようにしただけです。

たったこれだけのことですが、なんと、このおかげで無断キャンセルする人の割合が30%から10%に減少するといった結果になりました。

相手を変える方法

これがコミットメントと一貫性の力ですが、この法則は、相手に能動的かつ、公的な形でコミットメントを取っていくと、より強力な効果を発揮するということが分かっています。

公的な形のコミットメントというのは、たとえば書類にサインしてもらったり、ビデオを撮影して残しておくといった感じです。

そして、相手を変えていきたいときには、これを踏まえた上で、スモールステップを踏ませていきます。

捕虜を洗脳したマインドコントロール術

朝鮮戦争の時代、中国軍がアメリカ人の捕虜から情報を引き出すために、コミットメントと一貫性の力を利用し、スモールステップを踏ませていきました。

どんな風にスモールステップを踏ませたかというと、最初は無理矢理にでも中国の良い点を捕虜に書かせるといったものでした。

最初こそ捕虜もイヤイヤ書かされていましたが、何回も書いている内に、次第に自らすすんで書いていくようになり、しまいには中国へ積極的に協力するようになっていきました。

悪用は厳禁

こんな感じで、コミットメントと一貫性の法則を利用すれば、相手の考え方すらも変えていくことができます。

ただ、冒頭でもいいましたが、

悪用は厳禁です。

ちなみに冒頭で、

「悪用しないよう、私と約束していただけるでしょうか?」

と質問したのも、あなたのコミットメントをとるための質問だったわけです。

こんな風に、質問の仕方をちょっと工夫するだけでコミットメントと一貫性の法則を発動させることができますので、あなたも使えそうな場面があればぜひ、使っていってみてください。