ギャップ効果とは?強盗犯に惚れて警察に銃を向けた女性の話


今回は『ギャップ効果』について紹介していきます。

恋愛心理なんかでもギャップという単語をよく耳にしますが、ギャップというのは演出であり、いわば伝え方の技術です。

同じものでも、見せ方や伝え方を少し変えてあげるだけで、強烈なインパクトを持たせることができますし、心に響く強いメッセージを作ることもできます

今回の記事では、ギャップ効果とあわせて、今日から使える伝え方のテクニックも紹介していきます。

ギャップ効果とは

それでは、ギャップ効果についてですが、これは、前後の振り幅が大きいほど、あとに起きた出来事が強く印象に残るといった効果のことです。

たとえば、ネコ好きな人がネコにミルクをあげてても普通な感じがしますが、不良がネコにミルクをあげるとなんだかめちゃくちゃ優しそうに見えたりするものです。

ギャップと期待値

なんでこんなことになるかというと、これには期待値が関係してきます。

たとえば、不良に対して、”不良は善行をする”という期待は持っている人は、まずいないと言えるでしょう。

逆に、少し乱暴な言い方ですが、私たちは”不良は問題を起こす”という期待を持っています。

そんな中、不良が問題を起こしたとしても、これは、ある意味期待どおりな行動なわけで、彼らが何か問題を起こしたとしても、

「まぁそうだよね」

と納得できるのです。

ところが、今度は不良が川で溺れている子供の命を救ったとなると、これは私たちの期待を裏切る形となります。

そして、この裏切りがいい意味での裏切り方なら感動を呼びますし、悪い意味での裏切り方なら失望を呼ぶというような仕組みになっています。

ギャップ効果とストックホルム症候群

ところで、あなたはストックホルム症候群というものを聞いたことがあるでしょうか?

これは、ストックホルムで実際に起きた事件が由来になっているのですが、この事件により、人は極度のギャップにさらされると、正常な判断ができなくなるほど感情が激しく動かされるということがわかりました。

この事件は、ある強盗グループがストックホルムの銀行に押し入った所から話が始まります。

銀行強盗があってすぐに警察が駆けつけてきたので、犯人たちは人質を取って立てこもることとにしました。

この間、人質たちは極度の恐怖やストレスに晒されていたわけですが、犯人から食べ物を分けてもらったり、飲み物を飲ませてもらったりしているうちに、徐々に犯人にたいして好意や愛情を覚え始め、終いには犯人に惚れる人まで出てきました。

最終的には警察が突入してこの事件は解決したのですが、警察が突入したとき、あろうことか人質が犯人をかばって警官に銃を向けるといった、とんでもない展開になりました。

この話で何を言いたかったのかというと、このようにギャップというのは、人をおかしくさせてしまうほどの強力なパワーを持っているということです。

今日から使えるギャップ効果

最後に、ギャップ効果を使った、今日から使える伝え方のテクニックを紹介して終わろうと思います。

あなたが誰かに何か伝えたいことがあったとします。

そんな時は、伝えたいメッセージの前に、そのメッセージとは反対のエネルギーを持ったメッセージをくっつけてみてください。

より伝わる大切な人への告白

たとえば、好きな人に告白するときには、

  • 「あなたが好き」

と一言言うよりも、

  • 嫌いになりたいのに、あなたが好き」

と伝えたほうがメッセージの威力は高まります。

今日から使っていけるテクニックになっていますので、今すぐLINEを開いてあなたの大切な人に、ギャップ効果を使ってメッセージを届けてみてはいかがでしょうか。