ディドロ効果とは?ディドロ伯爵から学ぶリピーター獲得戦術


今回は『ディドロ効果』について紹介していきます。

ビジネスを安定させる上で重要なのが、いかにリピーターを増やしていくかということですが、そんな時に役立つのがディドロ効果です。

ディドロ効果は購買行動心理に深く関わっていて、リピーター獲得のためのヒントが隠されています。

リピーターが増えれば増えるほどビジネスは安定していきますが、そうでないと、先細りは必至でいずれは破綻してしまいます。

ですので、そうならないためにもリピーター獲得のヒントをここで手にしていって下さい。

ディドロ効果とは

それでは、ディドロ効果についてですが、いつも通りの日常に高いレベルのモノが入ってくると、それにつられて他のものまで高いレベルに合わせたくなるといった心理効果です。

言葉ではわかりづらいかもしれませんが、ディドロ効果の元となったエピソードがあるので、そちらを紹介します。

ディドロ効果の由来

ある男性が、知人から高級な洋服をプレゼントされました。

この服は見栄えも素晴らしく、高品質なものだったので、彼は大変この服を気に入りました。

しかし、いざこの服を着て書斎のテーブルに着いて仕事をしていると、高級な服に対してテーブルと椅子がやたらと貧相に見えてきました。

次第にその違和感はだんだんと強くなっていき、彼は高級な服に見合うように、いいテーブルといい椅子を買い揃えました。

これで一見落ち着いたかのように見えたのですが、今度は、部屋の隅にある本棚が気になり始めました。

ーいい服に、いいテーブルに、いい椅子に、しょぼい本棚

これに違和感を感じ始め、遂には本棚まで高級なモノへと買い換えてしまいました。

これはディドロ伯爵という人の実話で、この伯爵の名にちなんでディドロ効果と名付けられました。

ノウハウコレクターとディドロ効果

私たちの業界では、ノウハウばかりを集めてそれを実践しない人のことをノウハウコレクターと呼んだりしますが、これもある意味ディドロ効果が働いているせいです。

たとえば、YouTubeマーケティングのいいノウハウがあったとします。

ここで、これを見て、

「YouTubeマーケティングっていいな」

と思うと、今度は、よりクオリティの高い動画を作るために動画制作ノウハウを求めたり、より良い声を出すためのノウハウを求めたりといった具合に、それに関連したノウハウを求めるようになっていきます。

これがノウハウをコレクトしてしまう人の心理なのですが、この欲求はエンドレスですので、ノウハウを集めることばかりに集中してしまうとノウハウコレクターになってしまいます

ですので、ノウハウを集めたとしても,いつかはどこかで区切りをつけて行動に移す必要があります。

ビジネスでディドロ効果をどう使うのか

それでは、私たちのビジネスの中でこのディドロ効果をどう活かすのかということですが、

  1. ブランドを利用した囲い込み
  2. ある商品を補完・補強するための商品

この2つを展開していくことにより、リピーターを獲得していくことができます。

1.ブランドを利用した囲い込み

1つ目のブランドを利用したリピーターの囲い込みについてですが、たとえばApple製品を例にしてみましょう。

iPhoneを買ってみてよかったら、今度はその人がタブレット端末を欲しいと思ったときに、同じくApple製品のiPadを買う確率が高まります。

そして、iPhoneやiPadが手に入ったら、今度はMacやAppleWatchが欲しくなり始めます。

こういったブランド戦略は大企業じゃないとできないように思えますが、小規模企業や個人でもブランディングさえ確立できれば狙っていくことができます。

2.ある商品を補完・補強するための商品

2つ目は、ある商品を補完・補強するための商品を展開していくといった方法です。

先の話でノウハウコレクターの話を出しましたが、展開としてはこれを狙っていく形になります。

あるノウハウを出したら、今度はそれを補完・補強するような形で別のノウハウを展開していきます。

実際にある例が、本に書かれたノウハウをより詳しく解説するためにセミナーを開いたり、ビデオにまとめたり。

こんな風に、形を変えて展開していくということが実際によく行われています。

ディドロ効果のポイント

以上、ディドロ効果についてでした。

この効果を使っていけばリピーターやファンを作り出すことができますが、そのためには、ある最低条件をクリアしておく必要があります。

その条件とは、クオリティが高い商品を出すこと。

そうでなければお客さんはついてきません。

ですので、商品を作るときは

  • 「最高のクオリティ」

これを意識してみるとあなたにファンがついてきます。