今回はWordPressでリンク切れを自動検出&修正できるプラグイン『Broken Link Checker』の設定方法と使い方を紹介します。

Broken Link Checkerを使うとどうなるか?

WordPressを長期間運営していると自然とリンクが増えていきますが、外部サイトに貼ったリンクはいつの間にかそのサイトが閉鎖されたなどの理由で突然切れることがあります。

この場合、ユーザーのために貼ったリンクが無効化されるので、ユーザビリティを下げる原因になります。

また、アフィリエイトリンクの場合、これには通常、有効期限が設定されていることが普通ですので、ことさらリンクの監視が重要になります。

無効化された広告からは収益は発生しないのでもったいないですよね。

だからといって、日々、リンク切れを監視するのは大変骨が折れる作業です。

しかし、このリンク監視を自動で行なってくれるのがBroken Link Checkerになります。

これを使えばリンク切れが起きたときに自動通知してくれるようになりますし、リンク切れの修正作業も格段にラクになります。

ちなみに、外部リンクだけでなく、内部リンクの監視もできますので、パーマリンク変更やカテゴリー変更などをかけたときにリンク切れを起こしていないかどうかを調べる時にも便利です。

Broken Link Checkerの導入方法

Broken Link CheckerはWordPress管理画面から”プラグイン > 新規追加”からインストールすることができます。

新規追加を開くと右上に検索ボックスがあるのでそこに”Broken Link Checker”と入力。

最後に有効化すれば導入完了です。

Broken Link Checkerの設定方法

Broken Link Checkerは”設定 > リンクチェッカー”から設定画面を開くことができます。

しかし、Broken Link Checkerはデフォルトのままで十分使うことができるため、特別、設定作業が必要なわけではありません。

そのため、ここでは設定項目として覚えておくといい箇所を

  1. メール通知設定
  2. nofollow設定
  3. リンク切れチェック対象

の3つに絞り、それぞれについて解説をしていきます。

1.メール通知設定

Broken Link Checkerでは、リンク切れがあることをWordPress管理画面で教えてくれますが、これ以外にもメールの自動通知で教えてくれる設定もできます。

Broken Link Checkerの”一般”タブに”メールで通知”という設定項目があるので、”新たに検出されたリンクエラーについてメール通知を受け取る”にチェックが入っているか確認しておきましょう。

デフォルトでチェックが入っていますが、ここにチェックが入っていることによってメールでリンク切れを自動通知してくれるようになります。

なお、通知先のメールアドレスを自由に指定できるので、通知を受け取りたいアドレスがあれば”通知メールアドレス”に受信しておきたいメールアドレスを入力しておきましょう。(空欄でも問題なく通知メールは届きます)

2.nofollow設定

“リンクの調整”にある”検索エンジンに壊れたリンクをたどらせない(壊れたリンクに rel=“nofollow”をつける)”にチェックを入れることで、リンクにnofollow属性を付与できます。

nofollowとは、リンクに付けれる内部属性のことで、この設定をすると壊れたリンク(=リンク切れ)に対して「このページのリンクはたどらなくてOKです」といった指示を検索エンジンロボットに与えることができます。

「nofollow」は、「このページのリンクをたどらない」や「このリンクをたどらない」といった指示を検索エンジンに与える手段の 1 つです。

引用元:特定のリンクに対して rel=”nofollow” を使用する – Search Console ヘルプ

そして、Googleはnofollowの活用例として、”クロールの優先順位”を上げるために活用することを推奨しています。

クロールの優先順位: 検索エンジン ロボットは、メンバーとしてフォーラムにログインすることも登録することもできません。このため、Googlebot で「ご登録はこちらから」 や「ログイン」のリンクをたどる必要性はありません。このようなリンクで nofollow を使用すれば、他に Google インデックスへの登録を優先したいページが Googlebot でクロールされるようになります。しかしながら、わかりやすいナビゲーション、ユーザーや検索エンジンにわかりやすい URL など、体系的にサイトを構築するほうが、リンクに nofollow 属性を設定してクロールの優先順位を付けるより、はるかに効果的にリソースを活用できます。

引用元:特定のリンクに対して rel=”nofollow” を使用する – Search Console ヘルプ

この例では「検索エンジンロボットを巡らせても意味がないページにはnofollowを設定しておくといいよ」と解釈できます。

リンク切れのページは、ページが存在しないということなので、ユーザーに取っては価値がないページですし、そうなると検索エンジンロボットにリンクを辿らせる意味もありません。

そうした理由で、リンク切れのリンクにはnofollowを付与しておくとよいと考えられます。

3.リンク切れチェック対象

“含まれるリンクを探す”タブを開くことで、Broken Link Checkerがリンク切れをチェックする対象を指定することができます。

基本的にデフォルトのままで問題ありませんが、サイト運営者の中には半年先まで予約投稿を設定する人もいるので、そうした運営スタイルを取るのであれば”投稿のステータス”の”予約済み”にチェックを入れておくと便利です。

このあたりはあなたのスタイルに合わせて設定するといいでしょう。

Broken Link Checkerの使い方

それでは、Broken Link Checkerの使い方についてです。

Broken Link Checkerを導入後、リンク切れが検出されるとダッシュボードや”ツール > リンクエラー”でリンク切れがあることを教えてくれます。

そして、このリンク切れは”ツール > リンクエラー”から修正することができます。

今回は2件のリンクエラーがあることがわかりました。

リンクエラーした場所を調べる

リンクエラーの画面を開くと、”URL、ステータス、リンクテキスト、ソース”という項目があります。

それぞれの意味は次のようになります。

  • URL・・・エラー検出されたリンクのURL
  • ステータス・・・エラー状態
  • リンクテキスト・・・問題のあるテキストリンク
  • ソース・・・問題のあるページ

これらを参照することにより、どの記事のどの部分のリンクがリンク切れしたのかを調べることができます。

リンクエラーの修正方法

リンクエラーを修正する場合、大きく分けて2種類の方法があります。

  1. リンクURLを修正
  2. リンクを解除

1.リンクURLを修正

リンク先のURLが変わりはしたものの、リンクしていたページがまだ存在しているようならリンクURLを修正すればOKです。

”URLを編集”をクリックすると修正ボックスが開くので、ここに新しいURLを入力。

すると、リンクステータスが”404 Not Found”から”未チェック”に変わります。

未チェック状態であることを確認したら、”再確認”

リンク先が存在していれば”200 OK”と表示されるのでこれにて修正完了です。

2.リンクを解除

リンク先のページが消滅したときは”リンクを解除”します。

リンクエラーの画面からでもリンクを解除することができますが、この場合、リンクテキストはテキストとして残ったままになります。

そのため、記事内で「おすすめはアプリはこちら→今すぐクリック!」のように、リンク誘導をかけていた場合は「あれ?紹介してるのにリンクないじゃん!」と、違和感が残るような状態になってしまいます。

なので、リンクを解除する場合は”ソース”から記事編集画面を開き、リンク解除(または削除)するとともに周辺の文言を一緒に修正しておいた方が無難です。

まとめ

以上、ここまでBroken Link Checkerの使い方を紹介してきました。

このプラグインを導入しておくと、リンクエラーを自動的に検出できるようになります。

また、それだけでなく、リンク切れになったリンクテキストに自動的に打ち消し線をつけてくれたりもします。

※備考:”設定 > リンクチェッカー > 一般 > リンクの調整 > リンクエラーにカスタムCSSを適用する”からデザイン変更することもできます

こうした表示があると、ユーザーに対して「あれ、このリンク切れてるのかな?」とリンクを開く前に気づかせることができるのでユーザビリティ向上にもつながります。

なお、Broken Link Checkerは一定時間をかけ、順番にリンクをチェックしていく仕様なので、導入してすぐ全てのリンクがチェックされるわけではありません。

Broken Link Checkerを入れて「ホっ…リンクエラーなかったぁ」と思っていても、数日後にポコポコエラーがあがってくることがあるので、導入後はしばらく様子をみてみることをおすすめします。