WordPressのページ分割を自動で行うことができるプラグイン『Automatically Paginate Posts』の設定と使い方を説明していきます。

このプラグインを使うと過去記事を含め、「投稿」または「固定ページ」もしくはこの両方を自動でページ分割することができます。

これを使えばページ分割したいときにわざわざ手動でPage Breakタグを挿入しなくてよくなるので、ブログ全体を簡単にページネーション化することができます。

また、ページネーションしたくない個別記事を指定することもできるので非常に使い勝手がいいです。

ページネーションを導入するメリット

ページネーションを導入すると、1枚の記事を分割して表示することができるため、読み込み速度上昇や、あまりに長いスクロールの手間を緩和するといったユーザビリティ向上の効果があります。

また、1枚のページを分割するわけですので、単純にPVアップ効果がありますし、長いコンテンツは流し読みされる傾向にあるのですがコンテンツを短く区切ることでそれを避けることができ、ブログの滞在時間を伸ばすといったことができます。

Automatically Paginate Postを使うとこうなる

Automatically Paginate Postを使うと、指定した分割ページ数、または指定した行数で記事を自動的に分割することができます。

こちらの画像例は、無料テーマのsimplicity2によるページネーションの画面です。

このプラグインを導入すれば、こうしたページネーションを全ての記事に対して自動で行うことができます。

※ページネーションのデザインはcssをいじることでカスタマイズできます

導入方法

Automatically Paginate Postは、公式WordPressプラグインディレクトリに登録されているため、”プラグイン > 新規追加”からインストールすることができます。

インストールしたら忘れずに有効化しておきましょう。

設定方法

Automatically Paginate Postを設定するには、”設定 > 表示設定”へと進みます。

プラグインが有効化されていればこの設定欄に「Automatically Paginate Post」の項目が追加されているのでここから分割設定ができます。

  1. supported post types:チェックでページ分割を有効化
  2. Split post by:分割する条件を指定

設定項目はこの2つしかなく、非常にシンプルなプラグインになっています。

1. supported post types

この項目にチェックを入れると、対象の「投稿」「固定ページ」でページ分割が有効化されます。

  • 投稿:投稿(post)
  • 固定ページ:固定ページ(page)

2. Split post by:

この項目では、ページ分割の条件を指定することができます。

2種類の指定方法があり、次のような違いがあります。

  • Total number of pages:1枚のページを何枚に分割するか
  • Approximate words per page:何行目で分割するか

たとえば、Total number of pagesを選んだ場合は、1記事の文字数が3,000文字だろうと500文字だろうと、どちらの場合も2ページに分割されます。つまり、絶対的な分割であると言えます。

一方で、Approximate words per pageを選んだ場合は、1記事にある行数で分割が行われるので仮にここの値に「30」と設定した場合、30行目でページ分割が行われます。

そのため、90行ある記事であれば3ページに分割されますし、10行しかない記事であれば分割は行われません。つまり、こちらは行数に応じての相対的な分割であると言えます。

使い方

Automatically Paginate Postは設定が完了すると、あとは全てのページに対して自動的にページ分割が実行されます。

もしページ分割を実行したくない個別記事がある場合、この場合は記事編集画面から個別に自動ページ分割を無効化することができます。

やり方としてはページ分割をしたくない記事の編集画面を開き、「Post Autopaging」にある”Disable autopagin for this post?”にチェックを入れます。

もし、ここに該当の項目が表示されていなかった場合、”表示オプション”から”Post Autopaging”にチェックが入っているかどうかを確認してみてください。ここにチェックを入れれば設定項目が追加されます。

最後に更新をかけると個別記事に対して、自動ページ分割をオフにできます。

ちなみに「Disable」というのは「無効」という意味で、WordPressプラグインの設定でよく出てくる英単語なので、この意味を覚えておくとプラグイン設定で役に立ちます。

この反対に「有効」の英単語は「Enable」なので、こちらも覚えておくとプラグインを扱いやすくなります。

まとめ

以上がAutomatically Paginate Postの設定と使い方になります。

ページネーションを導入することにより、読み込み速度上昇や、長すぎるコンテンツを見やすくするといったユーザービリティの向上が狙えます。

しかし、コンテンツが分割されてしまうわけですので、メリットがあると同時に一覧性の低下といったデメリットや、ユーザーにクリックやタップなどの操作を強要することになるので、こうした操作ストレスを与えるといったユーザービリティ低下の側面もあります。

ページネーション導入にはこうしたメリット/デメリットがあるので、実際に導入されるさいにはあなたのコンテンツに合わせて検討してみてください。