※この記事は2017年7月時点の情報を元に作成しています

「WordPressブログを始めたはいいものの、アクセス解析ってどうやるんだろう…?」

そんなときは、Googleアナリティクスを使うといいです。

この記事では、WordPressにGoogleアナリティクスを導入する設定方法について説明していきます。

アナリティクスを利用するにあたりGoogleアカウントが必要になるので、もしGoogleアカウントがまだなければ先にGoogleアカウントを作成しておきましょう。(Googleアカウント新規作成方法についての記事はこちら:Googleアカウントを新規開設する方法

Googleアカウントを既に持っていれば、アナリティクスを導入する手順は次の5つのステップになります。

  1. Googleアナリティクスを開く
  2. アナリティクスアカウントを新規作成する
  3. トラッキングコードを生成する
  4. トラッキングコードをWordPressに設置する
  5. 動作確認

それでは、ここから下はこれらを順を追って説明していきます。

1. Googleアナリティクスを開く

Google検索で「アナリティクス」などと検索するとGoogleアナリティクスの公式ページが表示されるのでそこからGoogleアナリティクスのアカウントを新規作成していきます。

2. アナリティクスアカウントを新規作成する

新しいアカウントを作成するにあたり、いくつか情報を入力する必要があるのでここを埋めていきます。

赤字の箇所はウェブサイトでの入力必須項目です。それ以外の箇所は入力せずとも次に進むことができますが、たいして手間がかかるわけではないので全て入力しておきましょう。

  • トラッキングの対象:ウェブサイトでOK
  • アカウント名(※必須):好きな名前でOK
  • ウェブサイトの名前(※必須):サイトのタイトル
  • ウェブサイトのURL(※必須):サイトのURL
  • 業種:当てはまるものを選択
  • レポートのタイムゾーン:日本を選択
  • データ共有設定:全てにチェックがついたままでOK

入力が終わったら”トラッキングIDを取得”をクリック。

すると、利用規約が表示されるので、ここで”同意する”を選べばGoogleアナリティクスのアカウント作成は完了になります。

3. トラッキングコードを生成する

アカウントを作成するとトラッキングコードが生成され、自動的にトラッキングコード取得画面に切り替わります。

この画面へはアナリティクスの”管理 > トラッキング情報 > トラッキングコード”からいつでも開くことができるので、間違って別のページに切り替えてしまった場合でも、ここから戻ることができます。

ここで生成されたトラッキングコードをWordPressに設置することでアクセス解析ができるようになるわけですが、これにはいくつかの方法があります。(これについては次のステップで詳しく説明します)

そのため、ここでは次の2つを覚えておいてください。

  1. トラッキングID
  2. トラッキングコード

このいずれかを次のステップで利用するので、とりあえずこの画面は開きっぱなしにしておけばOKです。(コードをメモ帳などに保存するといった作業も必要ありません)

4. トラッキングコードをWordPressに設置する

トラッキングコードが生成されたら、一度アナリティクスを離れWordPressを開きます。

アナリティクスをWordPressに導入するにあたり、ざっと次の3つの方法があるのでこの中から好きな方法を選びます。

導入方法

汎用性

導入の簡単さ

1. プラグイン利用

2. テーマに直書き

3. テーマカスタマイザーを利用

結論からいうと、WordPress初心者であればプラグインを利用してアナリティクスを導入するのが一番おすすめです。(なのでこの記事ではプラグイン利用でのアナリティクス導入方法について詳しく説明していきます)

なぜおすすめなのかというと、プラグインで設定しておけば将来的にWordPressのテーマを変更したときにアナリティクスの再設定をする必要がなくなるからです。(テーマとはWordPressのテンプレートのようなものです)

これがどういうことなのかということを次の画像に表しました。

テーマに直接アナリティクスのコードを設定していた場合、テーマを変更するとこれまでの設定内容がリセットされるので、アナリティクスのコードを再びテーマ内に設定する必要があります。

この一方でプラグインでアナリティクスの設定をした場合、テーマを変更したとしてもプラグインがアナリティクスの設定を記憶しておいてくれるので再設定の手間がかからなくなります。このためにプラグインで設定しておくと汎用性が高いというわけですね。

なお、繰り返しにはなりますが、この3つの方法のいずれかで導入をすればOKです。(複数やると1つのサイトに対して、何個もトラッキングコードが設置されてしまい、アクセス解析の計測結果がおかしくなります)

a. プラグイン利用

WordPressにはプラグインという機能があり、これを利用することで簡単にアナリティクスを導入できます。

アナリティクスを導入できるプラグインはいくつかあるのですが、その中でも『Google Analytics for WordPress by MonsterInsights』がおすすめです。(名前が長すぎなので「インサイト」と覚えておけばOKです)

※画像クリックでプラグインのサイトに飛びます

なぜこれがおすすめなのかというと、次の2つの理由が関係しています。

  • アナリティクスの導入が簡単
  • サイト運営者をデータ計測からはじく設定が簡単にできる

アナリティクスでアクセス解析をするときに注意したいのが、サイト運営者である自分を計測に含めてしまうことです。

これはどうしてかというと、もし自分を計測に含めてしまうとアクセス解析の精度がガタ落ちしてしまうからです。

たとえば、作ったばかりのブログにアナリティクスを導入してアクセスをチェックしたとしましょう。

このとき、1日のアクセス数が100あったら「やったー!」となるかと思いますが、それはもしかしたら単にサイト運営者であるあなた自身のアクセスをカウントしたデータなのかもしれません。

つまり、実際の訪問者は0であるかもしれないけれど、自分のアクセスによってアクセスが集まってると勘違いしてしまう可能性があるということですね。

これはぬか喜びをしている非常に切ない状態ですが、わりと初心者あるあるなので気をつけたいところです。

こうした切ない事態を避けるためにも、サイト運営者である自分を計測対象から外す必要があります。そして、インサイトであればこうした設定も簡単にできます。

Google Analytics for WordPress by MonsterInsightsの導入手順

それでは『Google Analytics for WordPress by MonsterInsights』によるアナリティクス導入のやり方を説明します。

まず、WordPress管理画面から”プラグイン > 新規追加”と進み、”Google Analytics for WordPress by MonsterInsights”と検索をかけてプラグインをインストールして有効化します。

有効化すると管理画面のサイドメニューに「インサイト」が追加されるので、”インサイト > 設定”と開き、”Googleアカウントで認証”をクリックします。

すると、次のようなポップアップが表示されるので”NEXT”を押して次へ。

「ENTER GOOGLE CODE」と表示された中に、”Click To Get Google Code”というボタンがあるのでこれをクリック。

自動的にGoogleアカウントへのログイン画面ウィンドウが立ち上がるので、ここからアナリティクスアカウントを作成したGoogleアカウントを選び、MonsterInsights Freeのアクセスを”許可”します。

コードが表示されるのでこのコードをコピーします。

インサイトの設定画面に戻り、”Paste Google Code here”と書かれている場所に先ほどコピーしたコードを貼り付け、”NEXT”をクリックします。

コードの認証が上手くいくと「SELECT PROFILE」の画面に進むので、この中から“アナリティクスプロフィール”を選びます。

アナリティクスプロフィールは、アナリティクスのアカウント作成時に一緒に作成されているので、該当のプロフィールを選び”すべてのウェブサイトのデータ”を選べばOKです。

なお、コードの認証が上手くいかなかった場合はコードのコピペが失敗しているということですので、再度コピペにチャレンジしてみてください。

そして、ここまで来たら”NEXT”を押し、「DONE」という画面が表示されれば、晴れて導入設定は完了となります。おつかれさまでした!

サイト運営者を計測からはじく設定

導入が完了したら、サイト運営者である自分がアクセス解析にカウントされないよう、サイト運営者をはじく設定をしておきましょう。といっても、インサイトではデフォルトでこれをはじいてくれる設定になっているのでやることは確認作業だけです。

“インサイト > 設定 >Tracking”を開き、”Ignore these user roles from trackingという箇所を確認します。

ここに”管理者, 編集者”と表示されていれば、WordPressの「管理者」「編集者」権限を持つユーザーを計測から除外する設定になっているので、これがきちんと表示されていればOKです。(あなたがWordPressを新規開設した場合、権限は「管理者」として初期設定されています)

b. テーマに直書き

テーマにアナリティクスのトラッキングコードを直書きすることでもアナリティクス導入が可能です。

この場合、アナリティクスでトラッキングコードをコピーし、WordPressの”外観 > テーマの編集”から”header.php”というヘッダーファイルを探し、この中に記述されている</head>の一行上の位置にトラッキングコードをズドンと貼り付けます。(テーマによっては別のヘッダーファイルがあることもあります)

これにてテーマにトラッキングコードを直書きする導入方法は完了になります。

なお、このやり方では「php」と呼ばれるファイルをいじるわけですが、この設定をしくじるとWordPressが上手く動かなくなって、WordPressが真っ白になることがあるので、予めバックアップを取った上で作業することを強く推奨します。(ミスると泣きたくなるほど面倒なことになるので)

ちなみに、バックアップは表示されたコードをメモ帳に保存しておくなどの作業でOKです。

c.テーマに装備されているカスタマイザーを利用

WordPressのテーマによっては、テーマ独自のカスタマイズ項目を設けていることがあり、そこからアナリティクスを導入することも可能です。

たとえば、無料テーマ「Simplicity」の場合は独自のカスタムメニューが用意されていて、”外観 > カスタマイズ”を開くと、次のようなカスタムメニューが表示されます。

Simplicityの場合は、この中に”アクセス解析(Analyticsなど)”という設定項目があるので、ここからアナリティクスを導入することができます。

なお、カスタマイザーに表示されるメニューに関しては、利用する各テーマによって違ってくるので、カスタマイザーを利用してアナリティクスを導入する場合は、各テーマごとの公式サイトを参照するのがベターです。

5. 動作確認

ここまでのステップでアナリティクスの導入は完了しています。

ですが、忘れずにしておかなければならないのが「アナリティクスが正常に動いているかどうか」を確かめるための動作確認です。

この動作確認をする方法には、次の2つの方法があります。

  1. リアルタイムレポートから確認
  2. トラッキングコードから確認

しっかり確認できるのはリアルタイムレポートから確認する方法なので、個人的には1番の方法がおすすめです。

a. リアルタイムレポートから確認

アナリティクスにはリアルタイムレポートというものがあり、”レポート > リアルタイム > 概要”から、リアルタイムでサイト訪問しているユーザー数を確認することができます。

つまり、アナリティクス導入後、自分でサイトにアクセスしてみてリアルタイムレポートがきちんと動いていればアナリティクスが正しく導入できている、ということが確認できるわけですね。

ただ、この方法で動作確認をする場合、一点注意しなければいけないことがあります。

それは、アナリティクス導入時にサイト運営者を計測からはじく設定をしていた場合、普通にサイトを見てもリアルタイムレポートが動かないという点です。

じゃあ、この場合どうすればいいのかというと、そんな時に役に立つのが”プライベートブラウジング”です。

Google Chromeを利用しているのであれば”Ctrl + Shift + N”で、「シークレットモードです」という、プライベートブラウジングのウィンドウが立ち上がるので、ここから自分のサイトを確かめます。

自分のサイトを開いたら次に、”Ctrl + Shift + I”でデベロッパーツールを開きます。(Macなら「Command + Shift + I」)

すると、サイト内部のコードがズラッと書かれた画面が表示されるのですが、ここで「うわぁ…」と思わずに”Ctrf + F”を押してみてください。(Macなら「Command + F」)

これでサイト内部のコードを検索することができるので、”ua-”と入力します。

すると、「ua-********-*」と書かれたコードが検索に引っかかるので、コードが挿入されていることを確認できます。

これはアナリティクスのトラッキングIDを表していて、これがきちんとあるということは、アナリティクスのコードが正しく設定できているということになります。

もし見つからなかった場合はEnterキーを連打することで、次の該当箇所を検索してくれるので、これで見つかることもあります。

それでも該当箇所が見つからない場合、これは上手く設定できていないということなのでアナリティクスの設定ステップに戻って、再度、設定をし直します。

ここまでの作業であなたのサイト内部にアナリティクスのコードがしっかり設定されていることがわかったので、あとはアナリティクスのリアルタイムレポートをチェックしてみてください。

リアルタイムレポートの数字がピコンと動いているはずです。

b. トラッキングコードから確認

先の方法でアナリティクスの動作確認ができたら、こちらの方法を試す必要はありません。ですが、ついでに紹介しておきます。

トラッキングコードから確認する場合、アナリティクスを開いて”管理 > トラッキング情報 > トラッキングコード”へと進みます。

そして、”ステータス”と表示されている箇所に注目します。

ここで「トラフィックデータを受信している」と表示されていた場合、アナリティクスがきちんと動いているということになります。

ですが、「データはありません」と表示されていた場合はきちんと動いていないということなので、アナリティクスの設定を見直す必要があります。

なお、アナリティクス導入直後にこの方法で動作確認した場合、タイムラグの関係で導入自体はきちんとできているにも関わらずステータスにはまだ反映されていないということもあります。

このため、導入直後にスパッと動作確認したいという場合はリアルタイムレポートから確認するとよいです。

おわりに

以上、ここまでGoogleアナリティクスをWordPressに導入する設定方法について説明してきました。

アナリティクスを導入する方法はいくつかあるので、あなたの好きな方法を選ぶといいです。(ちなみに私はプラグイン派です。)

いずれの方法で導入するにせよ、重要なのは「自分がどこからどうやって導入したか」、これをしっかりと覚えておくことです。

アナリティクスをどうやって導入したかを忘れてしまうと、後々、テーマ変更や新しいプラグインを試すときに「あれー?どこからやったんだっけー?」と、面倒なことになります。

なので、自分が何をどこに設定したかということは、きちんと把握できるようにメモしておくなり、複数サイトを運営するときは導入方法を統一するなりして対策しておくと後々、楽になります。