質問者さん
Q.会社のブログを起ち上げる予定ですが、何を書いたらいいかわかりません。社内では営業企画や事務の仕事しかしていませんから、会社全体の業務内容や専門知識もなく書く内容について困っています

どういったビジネスでどのくらいの規模の会社なのか不明なので具体的に答えるのが難しいですが、おそらく作るブログは『中小企業で社外向けのブログ』なんじゃなかろうか、という推測を前提にして回答していきます。

どういった目的でブログを立ち上げるのかを確認する

まず、ブログを立ち上げる目的を確認します。

なぜかというと何やればいいかわからなくなる最大の原因は、目的が不明瞭だから。

目的をハッキリさせれば、やるべきことも自ずと見えてきます。

やるべきことが見えれば、何を書けばいいのかもわかってきます。

たとえば、ただなんとなく「走れ!」と言われても、人はどこに向かって走ればいいかわかりません。それで走れるヤツがいたらバカか、天才のどちらかです。

けど、「秋にマラソン大会あるから、走れ!」と一言、目的を言われたら、「あ、体力つけなきゃいけないんだな」と、こんな具合にやるべきことが勝手にわかってきますよね。

とくに今回の質問者さんの立場を考えると、「なんかブログいいらしいから、うちでもやるぞ。よし、それじゃあ君、頼んだぞ」みたいな感じで、もしかしたら勢いで任せられたんじゃないのか??といった感じがするんですが、まずは目的を確認してなんのためにブログをするのかを明らかにするといいです。

ここがボヤけたままだと、五里霧中でふらふら進むことになって生産性ゼロ。

コストをかけても成果が生まれないブログになってしまい、「全然成果あがってねーじゃねーか!」と怒られたり、時間や労力をドブに捨ててしまう危険性があります。

ブログの役割とゴールを決める

「なんのためにやるのか?」を考えたら、次はブログの役割とゴールを考えます。

結局のところ、ビジネスとしてやるなら利益追求という目的は外せないんじゃないかと思います。

なのでそれを前提にしてですが、

  • 利益を上げるためにブログの役割をどう位置づけるか?
  • そしてどこにゴールを設定するか?

を決めます。

たとえばわかりやすいところで言えば、次のもの。

  • お問い合わせ
  • 資料請求

これらは役割としては見込み客獲得で、ゴールはお問い合わせの件数、資料請求の件数です。

この他にも、関係性構築といった役割をもたせ、ゴールをリピートしてくれた回数にするとか。

そしてこのときのポイントですが、ゴールは必ず数字で見ることができるゴールに設定しておきます。

そうしたら、ブログをやってどれだけの効果があったかを測ることができますよね。

あとはそれを見ながら、「あれをやったらお問い合わせが増えた」とか、「あれをやめたらお問い合わせが減った」とか、検証と改善を繰り返していきます。

誰が書くのかを決める

ここまででブログの目的と、ブログ役割とゴールを決めてきたわけですが、これはブログ作り全体で大きく考えたときの考え方です。

次にここから、実際に「どんなことを書いていけばいいのか?」という、書き方のところに入っていきます。

まず、会社のブログでありがちな間違いが、会社の中身である”人”の存在を消してしまっていることです。

会社は法律上では人格を有してますけど、人間じゃありません。

ブログを書くのも、ブログを読むのも、人間です。

ビジネス上のやり取りも、実際は人と人との関係で行われていますよね。

「あの営業担当者と仲がいいから仕事をお願いしている」とか、よくある話しです。

コーポレートサイトなら責任者が入れ替わることもあるため会社の人格としてやった方がいいですが、ブログはもっとこう人と人とが親しくなるものなので、会社の中にいる人の人格で書きます。

なので、ブログを書くには「誰が書くのか?」を決めます。

たとえば、

  • 社長の「鬼瓦」
  • フレッシュな新人「佐藤」

とか、人を前面に押し出していきます。

「あ、この人おもしろいなー、信頼できそうだなー、なんか好き。」となれば、それが受注にもつながってきます。

メールを受信したときも、会社名だけのメールよりも、人の名前があったメールの方が信頼がおけますよね。それと同じです。

誰のために書くのかを考える

こうして誰が書くのかを決めたら、いよいよ記事を書いていくわけですが、記事を書くたびに「誰のために書くのか?」ということを考えます。

たとえば、この記事であれば完全に質問者さんのために書いています。

「会社のブログを起ち上げる予定ですが、何を書いたらいいかわかりません。」

という悩みに対して、

「社内では営業企画や事務の仕事しかしていませんから、会社全体の業務内容や専門知識もなく書く内容について困っています」

という背景を考えて、書いています。

おそらく、

  • ブログの立ち上げに関する技術的なことはもう大丈夫なんだろうな
  • 書いたらいいのがわからないという問題は”会社のブログ”という責任ある立場を代表することになって、そのプレッシャーも関係しているんだろうな
  • 専門知識がなくて書く内容に自信が持てないということは、一般消費者向けの商品じゃなくて業者とか専門職の人が顧客なのかな??

とか。

こんな風にその人の背景をいろいろ考えると、必然的に「何を書けばいいのか?」ということも見えてきます。

どんな悩みを解決するか狙いを定める

こうした「誰のために」という背景を踏まえた上で、最後は、「どんな悩みを解決するか?」狙いを定めて、それに応える内容を書きます。

今回のこの記事は質問者さんから悩みが寄せられたので、それにそのまま回答する内容に狙いを定めて書いています。

つまり、誰かの悩みを解決するような内容を書けばいい、ということです。

会社のブログであれば、まずは営業と連携とってお客さんの悩みを教えてもらったり、直接わからないことを調査するといいですね。そして、それを解決するための内容を書いていく。

たとえば、既存顧客であれば、あなたの会社の製品・サービスに対して何か困ったことがあるかもしれない。

もしかしたら製品の使い方がわからないとか、うまく活用するにはどうしたらいいかわからないとか……。

また、見込み客であれば、あなたの会社の製品・サービスが解決できる問題で頭を悩ませているかもしれない。他にも、競合とどっちがいいか比較して悩んでいたりとか……。

そして、これを解決する内容を書いていけば、それを見て問題が解決したお客さんはハッピーになって、あなたの会社を使おうかな、と考える人が出てきます。

まとめ

最後に全体をもう一度まとめると、、、

  1. どういった目的でブログを立ち上げるのかを確認する
  2. ブログの役割とゴールを決める
  3. 誰が書くのかを決める
  4. 誰のために書くのかを考える
  5. どんな悩みを解決するか狙いを定める

ここまでのことを全て考えれば、「何を書けばいいかわからない」といった問題はほぼ自動的に解決されます。

たとえば、

  1. 目的:利益追求
  2. 役割とゴール:役割は見込み客獲得で、ゴールはお問い合わせ件数
  3. 誰が書く:営業企画の責任者の鈴木
  4. 誰のために書く:圧力鍋を作りたいと考えている人
  5. どんな悩みを解決するか狙いを定める:圧力鍋を作りたいけど、どこに頼めばいいかわからない…この悩みを解決する内容

こんな具合に順を追って考えていけば、何を書けばいいかが見えてきます。

そして、ブログがビジネスに効果をもたらしてくれているのかどうかを確かめるには、ゴールで定めておいたお問い合わせ件数を確認していけばいいわけですね。

会社の規模や業界、業種、業態がわからなかったのでざっくりとした回答になりましたが、あなたの会社に合わせてもっと具体的に知りたい場合は、お問い合わせページからお問い合わせください。