今日は、ハーゲンダッツから記事タイトルをつけるポイントがわかる、そんなお話。

昨夜、焼肉終わりにコンビニに立ち寄ったんですが、お酒を飲んだあとはアイス食べるのが日課なところがありまして、その日もセブンのアイスコーナーでめぼしいものがないかじーっと物色してました。

「(・・・抹茶アイスないかなぁ)」

したら、ハーゲンダッツの抹茶アイスを発見。

ただ、ここで頭を悩ます、大きな問題が・・・

3種類の抹茶味

それは、抹茶味が3種類もあったこと。

  • グリーンティー
  • ダブル抹茶
  • オペラ抹茶

「一体、どれを選べばいいんだ…?」

これは些細な自分ルールなんですが、アイスは一度に一個までと決めているので、うまそうなものが3つもあると迷っちゃいます。

・・・これにて、アイス選択緊急会議が脳内で開かれます。

アイス選択緊急会議

以下、脳内でのやり取り。

革新 vs 保守

革新くん
ダブル抹茶とオペラ抹茶は期間限定らしく、これまでに見たことがない新規性ある商品だな。気になる
保守くん
でも、グリーンth・・・
革新くん
ダブル抹茶と、オペラ抹茶が気になる

開始早々、興味はダブル抹茶とオペラ抹茶に一撃でかっさわれました。

慣れ親しんだグリーンティー味は眼中にもありません。選択肢に入る余地すらなっしんぐ。

やっぱり、新しいものって興味そそられるじゃないですか。気になるじゃないですか。

なんだかんだ、新しいものが好きなんです。

とくに、もともと好きな分野、ここでは抹茶味のことですが、その分野で新しいものが出たならそれを試さずにはいられない。味わいたい。

そんなわけで、革新と保守の討論は、革新の圧勝。目新しさに心を奪われました。さよなら、グリーンティー。

高級志向 vs 節約志向

グリーンティーが選択肢から退場したので、残るはダブル抹茶かオペラ抹茶かを選ぶのみ。

  • ダブル抹茶は約300円
  • オペラ抹茶は約400円

参考までにグリーンティーが約200円で一番やすく、グレードの位置づけとしては、

オペラ抹茶 ダブル抹茶 グリーンティー

といった感じ。

高級志向くん
オペラ抹茶の方が高級品か…こっちのがうまいに決まっている
節約志向くん
でも、400円のアイス高くない?
高級志向くん
待て待て、2つの選択肢の中だったら100円しか違わないじゃん。オペラ抹茶が一番グレード高いなら、やっぱりこれが一番うまいんだろう…ゴクリ

その商品の実態がわからないので、値段が高いとなんだかそれだけでよさそうなモノに見えてきます。

とくにコンビニで売られてるアイスってせいぜい200円くらいが相場だろうな、みたいに考えていたので、その倍もある400円アイスとなると、いやが上にも期待値が勝手に上がっちゃいます。

こうして、この時点でオペラ抹茶の方に気持ちが傾きはじめるのです・・が、しかし、、、ここで次なる問題が…。

イメージ可能 vs イメージ不可能

それは、オペラ抹茶がイメージ不可能だったということです。

イメージ不可能くん
ってか、オペラ抹茶って、一体どんな感じのやつなんだろ…?
イメージ可能くん
ダブル抹茶は

  • 「2種類の抹茶が使われてる」とか
  • 「通常の2倍、濃い抹茶」とか

なんとなくイメージできるし、うまそう。

イメージ不可能くん
オペラ抹茶も気になるけど、イメージがわいてこない…ピンとこない・・・

「オペラ」というキーワードについて、全然知識がないので、オペラ抹茶がどんな風なアイスなのか全く想像できない。だから、選べない。

なんとなくでてきたイメージは、太った女性のオペラ歌手がホールで「ア〜〜〜〜〜♪」みたいな感じで甲高い声を響かせているイメージ。

もうね、ぜんっぜん、わからん。優雅か。上流階級か。

イメージしようにもどんな感じの抹茶アイスなのか1mmも想像できなんだ。

そんなわけで、最終的にダブル抹茶を購入。

イメージできる、これ重要

こうした購入体験をしてみて感じたことですけど、やっぱり、イメージできるってのは、とても重要なこと。

とくに酒入ってたこともあって、想像力はいつもより活発になってたつもりだったんですが、「オペラ抹茶」と聞いてそのアイスがどんなものか全く想像できなかった。

なんとなく豪華ってのは伝わったんですが、それが逆に、かえってよくなかった。

「もし、バニラとか、チーズとか、チョコとか入ってたら…?」

乳製品ストレートなアイスがあんまり好きじゃないのと、そのときの気分としては甘ったるいチョコじゃなくて、ほろっと、ほどよい甘さのアイスが食べたかった。

ほどよい甘さがいいときに、こってり甘いものは欲しくない。

コストを払う以上、選択に失敗したくない。

そういうわけで中身のイメージができるか、できなかったか。この差が決め手となり、最終的にダブル抹茶に決まりました。

ネーミングで10倍の差が生まれる

イメージできるネーミングってのは、重要です。

名前からその商品がどんなものかわからないと、なかなか手を出せない。

「詳しく知りたければ商品情報を読めばいいじゃん」って話しですが、買うときにそんなのいちいち読まないっしょ?

アレルギーとか、健康を気にしている人とか、宗教上食べちゃいけないものがあるとか、そういった人は毎回見るかもしれませんが、それ以外の人は毎回は見ないですよね。

だから、ネーミングだけでイメージできるかってのはかなり重要で、実際、ネーミングを変えただけで売り上げが変わった事例ってのはたくさんあります。

商品名 旧商品名 効果
通勤快足 フレッシュライフ 1年後に売上10倍に
お〜いお茶 缶入り煎茶 売上前年度2倍の40億円に
鼻セレブ モイスチャーティッシュ 前年比3割増し、最終的に4倍に

こうした有名商品も、実は、昔は名前が原因で売れなかったときがあったんです。

これは『最新のネーミング教科書』に書かれていた内容ですが、ネーミングを変えただけで売上にこれだけの違いが生まれるとなると、バカにできないですね。

ターゲット層に刺さる、刺さらない

ただ、だからといってこのハーゲンダッツのオペラ抹茶のネーミング、正しくは『抹茶のオペラ』なんですが、これが失敗だ、とか、そんな話しじゃないです。

この記事書きながら「結局、オペラってなに?」と調べたんですが、「オペラ」ってのは、フランス発祥のチョコケーキのことです。

ハーゲンダッツの『抹茶のオペラ』に関しても、こちらは歌うオペラじゃなく、お菓子のオペラの意味合いだったわけですね。

ようするに、今回の話は単純に私の頭に「お菓子のオペラ」という辞書がなかっただけ。

だから、『抹茶のオペラ』と聞いても、そのアイスをイメージできず、オペラ抹茶を選びませんでした。

でも、もしこれがお菓子のオペラを知ってる人ならどんなアイスかイメージできたことでしょう。

ましてや、お菓子のオペラが大好きな人なら、「ダブル抹茶とオペラ抹茶」どっちがいいかと聞かれたなら、迷わず『抹茶のオペラ』を選ぶわけですよ。

なぜかってそれは、大好物の辞書にぶっすり刺さっているから。

つまり、ネーミングするんだったら、ターゲットを決めておくってことがひとつのポイントになります。

転じて、ブログでいえば記事タイトルが超重要。

商品名によって、その商品が買われていくのと同じように、記事タイトルによって、その記事が読まれるかどうかに大きな差が生まれます。

まとめ

それでは、今回の話のまとめ。

記事タイトルが、超重要。

ハーゲンダッツの抹茶アイスのネーミングから記事タイトル重要だよね、という話をしてきたんですが、実はこの他にもブログで使えるポイントをいくつか散りばめてきました。

どこでこのポイントを話しているのか、わかりますか?

もう一回読み直してみると、ハッと発見できるはずです。